- 普段のお手入れ
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月に1~2回は
日陰に干しましょう。湿気を発散する機能に優れた羽毛ふとんは、他のおふとんのように頻繁に干す必要はありません。
月に1~2回程度、午前10時から午後3時頃の間に片面1時間位ずつを目安に風通しのよい日陰に干してください。
陰干しするだけでふっくら感も長持ちします。日なたに干すときは
カバーリングを忘れないでください。日なたに干す時は、ふとんがわ地が傷まないようカバーリングをしたまま干してください。 カバーリングはこまめに取り替えるようにしましょう。 カバーリングをしていても、汗や皮脂が少しずつ染み込み、ふとんがわ地を汚してしまうことがあります。
カバーリングをこまめに取り替えるだけでずいぶん汚れにくくなります。
また、ふとんがわ地の傷みも防げます。羽毛の吹き出しには注意してください。 針の先ほどの穴でも、羽毛が吹き出すことがあります。
穴があいているのに気が付いたら、付属の補修布を使って穴をふさぐようにしてください。
(※付属の有無は商品によって異なります。)羽毛の片寄りにも
注意してください。長年使っているうちに縫い目がほつれたり、マチテープがはずれ、羽毛がおふとんの端に片寄ってしまうことがあります。
初期の片寄りは、おふとんの両端を持ってパタパタすると、ある程度もとに戻ります。羽毛ふとんを保管するときは、
布に包んでください。羽毛ふとんを長い間保管するときは、陰干しして湿気や熱を取ってから、シーツや風呂敷のような通気性のある布に包んでしまってください。
ビニールや通気性の悪いケースに入れて保管するとムレたり臭いが付いてしまうことがあります。 - 点検方法
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毎日使う羽毛ふとん、意外と酷使されているものなのです。
朝起きた時、夜寝る前、毎日の上げ下ろしや、お手入れの際に、羽毛ふとんの状態をちょっとチェックするだけで、いつまでも気持ちよく使い続けていただくことができます。Check.1 使い始めの頃のように、ふっくらしていますか? Check.2 羽毛ふとんを手のひらで軽く押えてください。 手を離したとき、ふくらみはすぐに回復しますか? Check.3 ふとんがわ地にシミや汚れはありませんか? 襟元を特に注意してください。 Check.4 ふとんがわ地が擦り切れたり、破れたりしていませんか? Check.5 羽毛の吹き出しはありませんか? Check.6 羽毛が片寄っていませんか? Check.7 縫い目のほつれやマチテープがはずれたりしていませんか? Check.8 羽毛ふとんをビニールや通気性の悪いケースに入れて保管していませんか?
上記の項目を点検し、必要ならば、リフォームや買い替えをお勧めします。