楠の独特な匂いとはどのようなものですか

楠には独特の強い香りがあります。楠に含まれる成分・カンファー、別名「樟脳(しょうのう)」の香りです。防虫効果があり、アロマオイルやお香として利用され、独特の清涼感のある香りはストレス軽減や集中力向上に役立つとされています。また、楠の木材で製造された家具からも微量ながら匂いがします。使用日数とともに匂いは軽減いたしますが消えることはありませんので、匂いに敏感な方はご注意ください。

楠の特徴を知りたいです

楠の木材は、木目は緻密で、全体にわたり美しい波状の模様が見られます。木肌は滑らかで光沢があり、淡黄色から淡褐色を基調としています。木目の模様は、加工や仕上げによりさらに際立ち、高級感を演出します。また、楠の木材は時間が経つとともに色合いが深まり、風合いが増します。家具の中でもダイニングテーブルや木目が楽しめる一枚板として使用されています。

楠とはどんな木材ですか

楠(くす)の木は、クスノキ科クスノキ属の常緑高木で、日本の関東以南の地域や台湾、中国、インドシナなどに広く分布しています。単木で数百年も命を長らえて巨樹に成長することがある為、様々な神社の御神木としてまつられて来ました。樹齢約1600年、根周り33.5m、高さ約30m鹿児島県の蒲生八幡神社境内にある楠は日本一の巨木として知られています。